こちらでは緑茶カテキンが持つがん抑制効果について、わかりやすくまとめました。そのほか、抗がん効果以外の働きや口コミも紹介しています。がんに効果がある健康食品を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
緑茶に含まれるカテキンには、がんの発症リスク軽減や再発・転移に対する予防効果が期待できます。
緑茶カテキンのがん抑制効果は肝臓や肺をはじめ乳腺や胃、大腸、すい臓などさまざまな臓器に有効です。また、副作用の心配がないのも緑茶カテキンの魅力の1つ。がんの予防薬として、世界各国の研究機関から注目を集めているのです。
緑茶カテキンのがん予防効果が研究されはじめたのは1983年。それから4年後の1987年には皮膚がんの発症を抑制することが、動物実験により証明されました。その後も多数の動物実験がおこなわれており、さまざまな部位のがんに対する有効性が報告されています。
また、1日に10杯以上緑茶を飲む女性を対象に行われた研究では、1日に3杯以下しか緑茶を飲まない女性に比べてがんの発症が7.3年遅れることがわかりました。男性の場合は3.2年遅れたそう。1日10杯以上緑茶を飲用することによって、がんの発症リスクを軽減できることが証明されたのです。
カテキンとはお茶の渋みの主成分で、ポリフェノールの一種です。カテキンはその構造によって「エピガロカテキンガレート」「エピカテキンガレート」「エピガロカテキン」「エピカテキン」の4種類に分類されます。水溶性が高く、お湯で簡単に抽出できるのが特徴です。
緑茶カテキンはがんだけでなく、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病予防にも期待できる成分です。そのほか、血中コレステロールや体脂肪の低下、虫歯を予防する効果も。
また、緑茶カテキンは優れた抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれます。
活性酸素とは体内の細胞組織を傷つけて、老化を促進させてしまう物質のこと。病気の原因の80%は、活性酸素の影響によるものだと言われることも。緑茶カテキンはこの活性酸素を除去するほか、生成を抑える効果や活性酸素が細胞組織を攻撃するのを防ぐ効果もあります。
膀胱がんを発病して以来、意識してお茶を飲むようになりました。緑茶カテキンが持つ抗がん効果に注目しているためです。できるだけ多くのカテキンを摂取するために、濃いめの緑茶か日本茶を選ぶようにしています。
化学と生物(Vol.46 No.11 2008)『緑茶カテキンによるヒトがんの化学予防』
菅沼雅美・高橋淳・渡邉達郎・藤木博太著 シーエムシー出版P244より
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/46/11/46_11_745/_article/-char/ja/)
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父と一緒に肝臓がんと闘おうと決めた