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RBS米ぬか多糖体【効果その2】辛い治療の副作用をやわらげる

肝臓がんの治療で用いられる抗がん剤。中にはがん細胞を攻撃する抗生物質が入っていますが、同時に正常な細胞も攻撃してしまうため、強い痛みや気分の落ち込み、食欲の低下を招くことも多いのです。つらい副作用の症状から心身の負担が重くなり、肝臓がんと闘うために必要な気力・体力を失ってしまう可能性も…。

肝臓がん治療では、効果の高い治療を重視するだけでなく副作用の負担を減らすことも重要です。ここではRBS米ぬか多糖体の「副作用を和らげる」効果について、臨床研究や事例を紹介します。

RBS米ぬか多糖体を
摂取した患者の副作用に
関する臨床研究

がん治療の副作用を
RBS米ぬか多糖体は
やわらげるか

医療法人三矢会「佐野外科病院」は、RBS米ぬか多糖体を摂取することで症状をやわらげることができるか研究を行いました。ここでは実験内容や結果についてわかりやすく解説します。

実験内容

対象となったのは佐野外科病院の入院患者のうち、代替医療や軽い副作用を伴う抗がん剤治療を行っているがん患者205名です。チェックしたポイントは、つらい副作用の症状が落ち着いて「QOL」と呼ばれる生活の質が改善したかどうか。

痛みや吐き気、食欲不振などの副作用が改善すると免疫機能の低下を防ぐことができ、延命効果を得られる可能性があります。その結果を見るため、被験者となるがん患者205名をランダムに2グループにわけて、両方に通常のがん治療を実施。一方のグループには、通常の治療に加えて1gのRBS米ぬか多糖体を1日3回摂取してもらいました。

観察期間は18ヵ月。毎月1回通院してもらい、患者を観察しながら副作用の状態を4段階で評価しました。また免疫力を判断できるNK活性も測定。治療が始まった頃と終了時の状態を比較します。

結果

痛みや倦怠感は両グループとも改善しましたが、吐き気と食欲の数値に違いが出ました。とくに「食欲」の改善度は23.5％と高く、栄養状態が良くなることでがんと闘う力をつけられた可能性が示されます。また「吐き気」の数値は、通常のがん治療だけを行うグループは悪化したのに対して、RBS米ぬか多糖体を摂取したグループは改善。RBS米ぬか多糖体を摂取したグループは副作用を抑えられたことで、よりQOLを向上できたと考えられます。

また試験の対象となったのは、205名中152名。がんが進行して治療内容が変わった患者や、重い副作用からQOLが下がり試験を継続できなくなった患者が対象外となりました。対象外となった被験者が出たのは、通常のがん治療を行った患者のみ。RBS米ぬか多糖体を摂取した患者は、全員が18ヵ月観察を続けることができました。つまり、がんの進行を防ぐと同時に、試験に参加できるだけのQOLの改善と維持が可能だったことを意味しています。

[注1] 進行癌に対するRBS米ぬか多糖体の延命効果およびQOL改善効果
薬理と臨床 14(3): 267 -271 2004

肝臓がんや肝機能への
副作用を軽減した事例

継続した摂取でGOTや
腫瘍マーカーを大幅に
改善に繋げた事例

副作用のリスクを抑えるために、抗がん剤を用いた治療から、がん細胞を死滅させるエタノールを患部に注入する治療へ変更した58歳の男性。治療方針が変わったことをきっかけに、肝臓への負担を少しでも抑えるために毎食後RBS米ぬか多糖体を摂取するようになりました。

5回エタノール注入治療を行ったところ、食欲の低下や発熱などの副作用を抑えられましたがGOTの数値が60、GPTは71、腫瘍マーカー198と高く、改善には至らないという結果に。しかしRBS米ぬか多糖体の摂取は毎食後欠かさずに続けた結果、5ヵ月後にはGOTが22、GPTが20、腫瘍マーカーは6まで改善しました。男性は注入治療を中止し、退院。今では3ヵ月に1度の検査を行うだけに留まっています。

副作用で肝機能が低下
するも10ヵ月後には
数値が改善！

抗がん剤の副作用で肝機能が低下した75歳の男性。「肝機能の改善に繋がるのではないか」と思い、RBS米ぬか多糖体を毎食摂取するようになりました。10ヵ月後には肝臓に異常がないかを調べる血液検査・GOTやGPTなどの数値が低下。また半年に一度受けているCT検査で、がんの進行が抑えられていることがわかっています。今では趣味のゴルフを楽しめるまでに回復しました。