がん細胞への攻撃の要は、NK細胞を活性化させることにあります。しかしストレスや加齢などさまざまな原因により、NK細胞の働きは悪くなることが。またがん患者のNK細胞を調べてみると、がんを攻撃するための「銃弾」となる物質が入っていないこともあり、がん治療によって病と闘うために必要な免疫力が低下することがわかっています。
RBS米ぬか多糖体は弱まったNK細胞を活性化させて、がんの再発を防ぐ効果が期待されています。ここでは臨床研究の内容や結果、実際に再発を防いだ事例をまとめました。
ドリュー医科大学耳鼻咽喉科では、がん患者32名を対象にRBS米ぬか多糖体がNK細胞に与える増強効果を調べました。ここでは臨床研究について私なりに調べた内容をまとめています。
外科手術や放射線、化学療法など通常のがん治療を受けているがん患者32名に実施。
RBS米ぬか多糖体を1日に3g摂取してもらいました。試験を始める前と1ヵ月後に腫瘍関連抗原を測定。NK細胞活性についても確認しました。
試験をはじめる前は、がんの種類に関係なくNK活性が低下していることを確認。試験を開始してわずか1~2週でNK細胞が10倍に増えることがわかりました。またRBS米ぬか多糖体の摂取を続けることで、NK活性を高いレベルでキープできることも発見。NK活性と同時に腫瘍関連抗原の低下も見られました。
研究から4年間の間に、がんの再発は兆候すら見られません。このことから、一度はNK活性が下がってしまったがん患者も、RBS米ぬか多糖体を摂取することによりNK活性を向上させて再発防止できることがわかります。
この研究から、RBS米ぬか多糖体がNK細胞を活性化させるのには2つのメカニズムが関わっていると考えられます。
ひとつは、米ぬか多糖を摂取したことでNK細胞の中にがん細胞を攻撃するのに必要な「顆粒」が作られたこと。試験を行う前のがん患者のNK細胞には、パーフォリン分子やセリンプロテアーゼ分子群といった、がん細胞を死滅させるために必要な顆粒がほとんどない状態でした。しかしRBS米ぬか多糖体を摂取してからは、顆粒が増加。がんに抗う力が増すことがわかりました。
もうひとつは、免疫機能のひとつであるサイトカインの生成を促したことです。がん患者がRBS米ぬか多糖体を摂取することで、インターフェロンをはじめとするサイトカインの濃度が増加。よってRBS米ぬか多糖体がNK細胞を活性化するメカニズムには、サイトカインが介在しているのではないかと考えられます。
がん患者に1日3gのRBS米ぬか多糖体を投与してNK細胞が活性化されるか調べた臨床研究では、1~2週間の間に大きな変化が示されました。
NK細胞活性の基礎レベルが12~58%と低い数値だったがん患者が、RBS米ぬか多糖体を摂取したことで41~89%までに増加。
がん細胞への攻撃力を取り戻すことで、がんの進行を防いだり再発を防いだりする効果が期待できます。
[注1]RBS米ぬか多糖体によるがん患者のNK免疫回復(患者32人の4年間追跡試験)
[注2]NK細胞を蘇生させるRBS米ぬか多糖体
C型肝炎から肝硬変、その後肝臓がんにまで至った55歳の男性は、エタノール注入療法をはじめとしたさまざまな治療を行ってきたものの、小さくしたはずの腫瘍が何度も大きくなるのを繰り返すことで限界を感じるように。免疫療法での治療に望みをかけて、RBS米ぬか多糖体の摂取をはじめました。
免疫療法に詳しい医師が診察を行った時にはがんは10cmほどになっていて、周囲の小さながんも合わせて肝臓の約半分が、がんにむしばまれている状態に。しかし幸いなことに、肝臓以外の場所にがんが転移している様子はなく、腹水の症状もありませんでした。
はじめは漢方薬を中心とした免疫療法を行っていましたが、充分な効果が見られなかったことでRBS米ぬか多糖体の投与を開始。2~3ヵ月後にはがんの成長が止まりました。10cmまで大きくなったがんは、RBS米ぬか多糖体の摂取以降、進行していません。
また副作用を抑えることができたため、男性には食欲不振や下痢などの症状が一度も見られなかったと言います。
男性がRBS米ぬか多糖体を摂取しはじめて1年も経っていないため、再発するかどうかは現在様子を見ている段階です。しかし担当した医師は、進行がんの成長を止めたことで、RBS米ぬか多糖体にはがんの再発を防ぐ効果が期待できると考えています。
肝臓ガンを発症した58歳の男性は、診断を受けてから約半年ほど入院し、GOT50、GPT51の状態で退院。しばらくは問題なく日常生活を送っていましたが、退院の翌年に発熱と疲労感が現れたことで、再び入院が必要な状態になりました。前回は治療薬で改善を目指した男性でしたが、2度目の入院では代替医療に詳しい病院で治療を受けることに。正常値37である腫瘍マーカーが、男性の場合は76と非常に高い数値だったため、免疫の強化と肝臓への負担をおさえるためにRBS米ぬか多糖体を摂取しました。飲み始めて1ヵ月経った頃から疲労感がおさまり、正常値の倍近くあった腫瘍マーカーも51まで低下。男性は今でも、RBS米ぬか多糖体の摂取を主な肝臓がん治療としています。
父が肝臓がんを発症したことをきっかけに治療を色々と探し始めた私が見つけたのは、再発防止、副作用の軽減など、免疫力を高めてがん治療をサポートしてくれる期待の成分・RBS米ぬか多糖体。驚きの効果やエビデンスの数々を紹介します。
就職が決まって「さぁ、これから親孝行するぞ!」と思っていた矢先、父から肝臓がんになってしまったとの告白。闘病の助けになる記事を読み漁っていて出会ったRBS米ぬか多糖体の効能と役に立ったエピソードについてご紹介します。
父と一緒に肝臓がんと闘おうと決めた